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  タテヨコ企画 第44回公演
 
谷繁
あるサラリーマンの死
ものがたり
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タテヨコ企画 第44回公演『谷繁2』
 2023年9月8日(金)〜10日(日)@表現者工房(大阪市生野区生野東2丁目1-27寺田町延三ビル)
 2023年9月16日(土)〜24日(日)@sancha teatretto(東京都世田谷区太子堂5-11-7)
 2023年10月28日(土)〜29日(日)@白子ノ劇場(静岡県藤枝市本町2-7-5)
そんなに心配しないでね

おひとりさまで全然平気

さよならだって恐くない

私には“谷繁”がいるから

 
□ものがたり

独居老人であった父の葬儀を終えた息子とその妻。遺言書には「すべてを“谷繁”に譲る」とだけ書いてあった。一体どういうことなのか?“谷繁”とは誰のことなのか?皆目見当が付かない二人は手がかりを求めて亡父の終の住処(ついのすみか)を訪れる。すると誰も住んでないはずの家の中に、ソイツラは居たのである・・・

馬鹿馬鹿しさの中にも垣間見える親子愛や夫婦の情愛。タテヨコ企画がお送りする『谷繁2』は、落語の人情噺のような不条理劇。

『谷繁』は、劇団員稽古のために描き下ろした短いテキストから始まりました。人ではない緑色の存在(「谷繁」)と日本人が遭遇する荒唐無稽なおはなしの初演は 2011 年 12 月。
以来、劇団外でも上演されラジオドラマ化に至り、気がつけば劇団で 2 度の再演を行うほどの人気演目となりました。『谷繁2』も、そんな「谷繁」たちと日本人が遭遇するおはなしです。

今回の舞台で扱うテーマは「相続」。生きとし生けるものはいずれ死を迎えますが、しかし次世代に財産を「相続」するのは人間だけです。超高齢者社会となった日本において、相続問題は決して他人事ではありません。
「相続」の向こう側には、お金に執着する人間の愚かさや、世代を超えた親子の情愛が透けて見えます。

一人で逝ってしまった父。息子は「相続」を巡る妻との小さな諍いの最中に父のことを考えるのでした。そこに『谷繁』が関わることで、物語は不条理な方向へ一気に突き進みます。

タテヨコ企画がお送りする『谷繁2』は、私たち日本人の大切な「相続」物語です。

作・演出
横田修

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