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  タテヨコ企画 第48回公演
 
野々村良枝の失踪_タイトル
あるサラリーマンの死
ものがたり
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タテヨコ企画第48回公演『野々村良枝の失踪』2026年3月18日(水)〜22日(日)@シアター風姿花伝

いつだって、たぶん、そうだった


□ものがたり
野々村良枝(74)
2028年4月5日午後2時頃、自宅を出てからの行方が分かりません。
失踪当時の服装:グレーのフリース、茶のズボン、白い帽子、黒のウォーキングシューズ 身長160センチ、痩せ型

≪認知症の症状あり≫

野々村良枝が失踪した。
ある日、突然に。
困惑する家族たち。
突きつけられた不在という存在感。

私たち、いったいどんな家族だったんだろうね。




□作品について
現在日本には約500万人の認知症患者がいる。
実に高齢者の8人に1人が認知症という計算である。
さらには年間18000人もの認知症患者が行方不明になっている。
その多くは無事発見されるが、それでも500人近くの方が毎年命を落としている。

『野々村良枝の失踪』は、認知症を患う母が突然姿を消したことをきっかけに、長年すれ違ってきた一家が再び集い、それぞれが「家族とは何か」「老いと向き合うとはどういうことか」を問い直していく、可笑しくも切実な家族の物語である。


□作・演出から
気にかけてみると「認知症」という言葉は、日常にたくさんあふれている。映画やドラマなどのフィクションにもよく登場するし、ニュースやドキュメンタリーで取り上げられることも多い。
認知症の家族を持つ方たち向けの市民教室に参加してみた。
病院を受診させるには?症状に対応したらいいのか?介護制度の利用の仕方は?など切実な質問があがっていた。
その声を聞き、僕らの抱いている認知症への知識やイメージがいかに漠然としたものであるかを痛感した。
家族が認知症になる。それは誰にでも起こりうることだ。
その時、家族はどうなるんだろうか?自分はどう思い、どう行動するんだろうか?
そして、もし、その家族が忽然と姿を消してしまったら?

バラバラだった家族がそれぞれの「今までとこれから」に向き合う物語にしようと思う。
書きながら「老い」と「死」、「家族」について考えている。
答えはまだ分からない。答えなど無いのかもしれない。それでも考えないわけにはいかない。

深刻になりそうな題材ではあるがお芝居は楽しく。それを目標に作っていく。
家族と社会と自分について。
少しでも客席の皆さんとその問いを共有出来るような作品にしたいと思う。

 青木柳葉魚

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